ニューヨークから/いま思うこと/伊福部昭/世阿弥/ジャコ


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ニューヨークに戻ってきてます。

こちらのブログ、更新しばらくしてなかったですが、

またちょこちょこ書き始めます。

 

自分個人のブログではいろいろ書いております。

http://blog.livedoor.jp/acnose/

 

先日AIR-Gに久しぶりに出演させて頂きました。

ニューヨークのアパートからメッセージを録音し送らせていただきました。

新しいソロバラードアルバム『Heavens Dream』から
Quiet Blue Snowという富良野の雪景色を曲にしたものをかけて頂きました。

 

僕の曲の前後はジャズの巨匠たちで、

歴史に残る名曲シリーズでいささか恐縮しましたが、

最近、自己を表現するとき、自分ルーツというものも

もっともっと出していこうと思い、北海道をテーマにした

ジャズっぽくない曲を選びました。

 

表現するにあたっての自分のルーツ、、というのは、

北海道の大地、空気感、海や山や川の大自然だったり、

日本人特有の空間の感じかただったり、ということになるんですが、

ジャズというツールがベースではありますが、ジャズという枠、そして

ひとつのスタイルにとどまらず自由に表現出来たらいいなと思っております。

北海道出身の作曲家ゴジラを作曲した伊福部昭さんの言葉にこのようなのがあります。

『日本について考えるとき、日の丸とか京都とかいったことはすこしも頭に浮かばない。動作、視聴、視覚、すべてにある民族的感性。そこに日本および日本人を感じる。』『日本的というと、すぐに伝統的な楽器やどこかの民謡などをもってくるんですけれど、わたしの場合は材料ではなく、伝統と感性といいますか、音の感じ方、そういうものに伝統があるんだと考えている』

『個性を追求するとオリジナリティーがなくなり、個性を脱却するとオリジナリティーがでてくる』

そして、
伊福部さんの師匠、チェレプニンの教えが言った言葉に
『ナショナルであることがインターナショナル』

というものがあります。

世界に通用するには、海外のモノマネではなく、

自分の中から自然に出てくるもので勝負しなければ意味がない、と最近痛感してます。

渡米して25年、ニューヨークにきて23年になりますが、

この1年は全てを一度白紙に戻し、新しいものを取り入れる、いままでのものも磨きをかける、自分のルーツを引き出す、そして新しいものにも挑戦する充電と新たな挑戦の一年にしたいと思っています。

『初心忘るべからず』

という言葉は室町時代に能を大成させた世阿弥が言い、謙虚であれ、という意味でとらえられがちですが、本当の意味は違うようです。

『若い頃の未熟な芸を忘れなければ、そこから向上した今の芸も正しく認識でき、限りない芸の向上を目指すべし』

という意味合いだそうです。

深いですね。

ちなみに、、、ラジオで僕の後はジャコパストリウスという名ベーシストの話題でしたが、ニューヨークにいる僕の好きなピアニストのジョンデイビスは ジャコのピアノトリオアルバムに参加しています。ジャコはロンカーターと初めてあったときに、nice to meet you, I am Jaco, the best bassist in the world(俺は世界一のベーシストのジャコだ)と言ったとか。ニューヨークからではダウンタウンのブルーノートの近くの野外バスケットコートでいつもバスケットやっていたらしいです。ラジオではドラックで亡くなった、とありましたが本当は違います。フロリダのクラブでセキュリティーの人に殴られ殺されたらしいです。無念ですね。。。

4月北海道で演奏します。
4/10(月) Eishin Nose Solo@札幌/つばらつばら
4/11(火) お•く•の•せ@小樽/Groovy
4/12(水)北海バンド@札幌/ジャムジカ
4/14 (金) Eishin Nose Solo@札幌/カムオンホール
詳細はこちらにて。www.eishinnose.com

 

 

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