カラスはしゃべる。そして、2012年にやる事宣言!


響はじっと筆を見つめた後に描いた....。

air-g’パーソナリティーでしゃべるように書道するカラスです。

今年、私がやりたい事を話してみます。

なんと、今年でラジオパーソナリティー歴35年目になります。

メインでおしゃべりさせていただいているair-g’は30周年。

ラジオの世界は大好きだけれど、こんなに長くしゃべり続けるとは、当時、20歳だった私は、全く想像も出来なかった。

この間、音楽を私なりに伝えたいとだけ思って、駆け抜けてきたので、その手段として、他とは違うやり方で、幼い頃から続けていた書道を取り入れて、音楽からのインスピレーションで書を描く事を始めたのは、今から8年前。

それと同時に、café で気軽に書道で集う会を主宰し、最近は毎週末、子供達と書道をするために会場の保育園を飛び回る生活へと繋がっています。

 

さあ。そんな2012年。

 

まず、子供の書道の会で出会った一人の少年響君を紹介しますね。

 

響( ひびき)君は

札幌市内の小学校の4年生です。青空学級という特別支援学級に在籍しています。

1年半前から私の書道教室に通い、その時、初めて彼は書道に触れました。

その頃、彼は、ほとんど文字が読めず、書けない。と言う周りの認識でしたが、いざ、筆を持つと沢山の文字を描き、そのセンスの良さに私は感動しました。

さらに、文字は描きますが、その読み方、意味は全く理解していない。と言う事実も判明して、どのように言葉や文字を捉え表現しているのかは、今だ謎のままです。

また、彼は生後7ケ月に神経芽細胞腫を発症していて、現在も治療中です。

出会った時、ただただ、何を問いかけても微笑むだけの少年だった響君は、この、1年半、彼が感じるままに描き綴る事で、彼自身を表現しているようです。

そこで、私は彼の書道の軌跡を作品として残し、展覧会を開きたい。と、昨年から計画していました。

と言っても、どこで開いても良い訳ではなく、彼の文字がピッタリとハマる空間にこだわっていた中、偶然、ネットで見つけたギャラリーに惹きつけられ、貸して頂けるものかどうかも定かではないのに、貸してほしい旨を、メールした私に「私どものギャラリーは、若き芸術家に利用していただける事を嬉しく思っております」とすぐにオーナーさんは返信を下さったのです。

それが、OKUI MIGAKUギャラリー。(札幌市中央区旭ヶ丘5丁目6−61)

 

では、このギャラリーについてです。

奥井理(みがく)さんは199519歳の短い生涯を交通事故死で閉じた青年です。絵を描きたい、それを人生の希望にして、美大を目指して東京で、必死にがんばっていた矢先のことだったそうです。

生前、彼は感動を与える絵描きになりたい、人々を幸せに出来るような画家になりたいと書き残していました。ご両親はそんな彼の思いが人に伝えられる場所をつくりたい、そこで息子と対話がしたい、そんな思いでこのギャラリーをつくられたのです。

こんなに、響君の書作品を観てもらうのにふさわしい場所が他にある訳がない!!

感動しました。

 

ここまででも、まだまだ、色々と伝えたい事、人がある訳ですが...。

興味のある方は過去のブログで。

2010610日『カラスはしゃべる。この作品について』

2011717日『カラスはしゃべる。そして、響き合う』

20111019日『カラスはしゃべる。そして、やっと巡り合える』

 

さて、この響君の描く姿や作品を写真家の小寺卓矢さんが、まるで一緒に描いているかのように、優しい目とらえたPhotoとして残してくれています。

小寺さんは自然写真家です。

ほとんど人物を撮る事のない彼が響君を撮ってくれました。

正直、私の無茶ぶりです。それなのに、響君の文字を見て快く引き受けてくれて、素晴らしい写真ばかりを残してくれました。

だから、展覧会は、この写真も一緒に展示します。

響君の作品と写真を、私の文字で紹介しながら繋げたらいいなあ。と準備しています。

そして、この描く様子を響君に興味を持ってくれている、路上書家であり人気スープカレー店「奥芝商店」のオーナー奥芝さんが、映像でも残してくれています。

この映像をうまく使いたいなあ〜。と密かに目論んでいた昨年のある日。

私は、偶然、街中で高校の同級生た〜じ〜に会ったのです!

彼は、映像の仕事をしているプロです。なので、いきなり無茶ぶりを!

「作ってほしいイメージDVDがある!でも、お金はない!」

別に私に何か弱みを握られている訳でもないのに、イイ人の彼は「いいよ〜」と引き受けてくれたのだ〜。

もちろん、響君や響君の作品を紹介し、会場で流すためのイメージ映像ですよ。

ナレーションは私がやる!

やっぱり、音楽つけたいなあ〜。色々、探しても、聴いてもフリーで使える楽曲にピーンとくるものはないなあ〜。

でも、本当に夢みたいな話だけれど、caravanの曲だったらイメージ通りなんだけど....。

でも、この想いをちゃんと伝える機会もとれそうもないし....。

と、思っていた直後の昨年、caravan来札!

それで、過去ブログ『カラスはしゃべる。そして、caravanに会う』20111115日に繋がる訳です。

いままでのいきさつや流れの話を「うん、うん。」と静かに聴いてくれたcaravanは「大切な巡り合わせって必ずそうなるようにちゃんと巡り会わせてくれる。って事なんだよね。僕の曲もその中の一つだったんですよ。その中に入れてね。ぜひ。」と、言ってくれました。

 

昨年、すべての事がぴったり一つの線となり私の中で繋がった瞬間でした。

お借りする予定のOKUI MIGAKUギャラリーに掲げられている奥井さんの作品、文章からは、多分、過去に私の番組のリスナーさんであったであろうと実感出来るものがあります。

時を経て、過去のブルーハーツが大好きだったリスナーさん、奥井さんに、今、私がとってもお気に入りのミュージシャンはこの人よって、お伝えする意味でも、あのギャラリーにcaravanが流れる事は、心から嬉しいです。

昨日、ギャラリーのオーナーさんでもある奥井さんのお母様から

「響君の展覧会、楽しみにしています」と、メールがありました。

奥井さんご夫妻は「理が多くの人たちに育てられ、成長したようにこのOKUI MIGAKUギャラリーもみなさまに育てられ居心地の良い空間になればと思っております」とも、記されていました。

その意思を受け止めながら、私、しっかりやり遂げます。

初夏の頃に。

 

PS・この週末115日の「大書き初め大会」は展覧会の作品作りや準備のための資金、今後の子供達の作品お披露目に繋げるための資金などを集めるための会でもあります。楽しんで協力出来たら!と、思って下さる方は、前回のブログで詳細をご確認のうえ、ぜひ、いらしてください。

 

 

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