カラスはしゃべる。そして、響き合う。


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air-g’パーソナリティーでしゃべるように描く書道をするカラスです。

まだ脱力とやる気が交差している状態です。

昨日は刺激的な良い日でした。

1年少し前に小学生の響クンの事はこのブログでも触れましたから、

もしかしたら、あの子ねっ。

と気がついてくれる人もいるのかも...。

文字のほとんどは読めず書けず意味など知る由もない。

と、多くの周りの大人が思っていた少年、響クン。

本当にそうなのだけれども...。

沢山の文字を感性で書き切る彼の軌跡を、作品として残し発表したい。

の、私の想いを受け止めてくれたオトナがいっぱい協力して下さり、

まずは「描く」を実行した日が昨日でした。

芽室から札幌にいらしていたカメラマンの小寺卓矢さんが、彼と作品を撮ってくれた。

それは、まるで小寺さんも一緒に描いているかのような一体感。

そして、その様子を静かに映像に収めてくれていたのが、奥芝さん。

みんなみんな。響クンに何の関わりもなかった人なのに、ただただ見守り、包んでくれている空間。

そんな事知ってか知らずか響クンはお母さんやおばあちゃんや園長先生や保育士さん達、そして、私の心配を他所に、いつものままで、楽しそうに大きな筆を持ち、画仙紙に向かっている。

考えていないようで...。

何もかも分かっているような言葉を生み出し、描き出す。

私は、本当は彼の描いたものを見て、そこから生まれるものを描き合おう!

と、思っていた。

おごりだ!私は何様のつもりだったのか!!

邪気の無い心の前には、手も足も出やしなかった。

凄い!ただただ凄い!

最後の大きな作品に響クンは『響』と描く。

私は声をあげて泣いた!

最初に彼に会った日、何も描けずにいた響クンに、私がどの子にも言うように

「まずは自分の名前を描いてみようか?」と声をかけたが、

「いや。それは描かない」と、何を問うても笑顔を見せるだけの子だったのに、

その時だけはキッパリとそう答えたのだった。

あれから、1年以上経っても彼は自分の名前だけは描く事がなかったのに...。

大きく大きく『響』と描いたのだ!!

まるで「僕が僕である事』と主張しているかのように響いて来た。

さあ。これらの表現を、これから何とか観て頂ける事に繋げて行かなければ行けないなあ。

きっと、大丈夫だ。出来るさ...。

そんな事を想っている。今日です。

 

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