毒出しの春。


まちにまった春がもうすぐそこまで来ていますね。

今年は春の訪れの喜びがことさら心に沁みる今日この頃です。

春が近づくとともに、冬の間身体に溜めた毒素を外に出したい要求が高まってきているような気がします。

私の身体が毒素を出したいのか、毒素たちが私の身体から出たいのかわかりませんが、両者の無言の合意がなされた時にはスムーズにそして美しくそして密やかに毒素排出の儀が執り行われるに違いありません。本人も気づかない可能性さえあります。

ところで、そもそも身体に溜まった毒素とは何なのでしょう。ちまたでも毒出しブームですが、毒を出すことに一生懸命になるくらいならそもそも入れないようにする方がいいのでは?と思いますよね。

ところがこの世の中での暮らしで、毒を入れずに過ごすことはかなり難しいようです。本来人間にとって不自然な食べ物、不自然な行い、不自然な感情、全てが毒になるようです。気が付けばそんなことだらけ、いわば毒の中で暮らしているようなもの。あまりに毒まみれなので何が毒かもわからなくなっているのが今の人間たちなのかもしれません。

かといって、毒にまみれて生きているのさなんて悲劇のヒロインのようになる必要も全くないのでやはり毒と共に楽しく生きていくのがいいでしょう。毒と手をつなぎそして手放すのです。毒素とのダンス、その過程に感じる感触、それを楽しむのが最近流行の毒出しのあれこれなのだろうと思います。毒素という一見ネガティブなものをポジティブに転換する行いなのですね。

そんなわけで次回はそんな毒素のモトにもなっているかもしれない魅惑のオヤツについて語りたいと思います。