近況その後ーマウンテンバイク編


前回のブログに書いたとおり、マウンテンバイク生活を謳歌しているこの頃の私。いろんなお宅の庭の桜を愛でつつ、いつもなら地下鉄で行くようなところまで足を伸ばしてみたり、無駄にウロウロしてみては気になるお店を発見したりやっぱり自転車移動は楽しいものです。

ひとつ懸念していた点 ーママチャリのようにカゴがついていないのでどんなに荷物が重くなってもリュックをしょっていなければならないー ですが、確かに重い、これから暑い季節になったら背中が暑い…とはいえこれが普通だと思えばだんだん慣れて本当に普通に思えるはず。今までの人生だって何事もそんな感じで逃げ切ってきましたから。過去と比べなければいいだけです。

でもこうして毎日のようにリュックをしょって過ごしていると、素敵な新しいリュックが欲しいなあとつい思ってしまいます。今使っているリュックは10年ほど前トルコを旅行した時にトルコ~シリア国境の街の軍隊出店みたいなところで購入したもの。さすがホンモノのトルコ軍リュックは多少ほつれても今でも十分丈夫で使うことができます。なのについつい新しいものが欲しくなってしまう…全く人間ってやつはひとつ願いが叶ったらまた次の欲望が生まれるもの…そんな己からはなかなか逃れることができないものですね。

というわけで、そんな概ね快適なマウンテンバイクライフなのですが、いくらママチャリよりはラクラク進むとはいえ当然ながら万有引力からも逃れるわけにはいきません。坂がきつくなってくるとウンショコラショとフラフラしながら力いっぱい漕ぐわけです。そして自分の心肺機能と脚力とが限界を感じる地点で自転車から降りて押して歩きます。それは山の上の高級住宅街に住むことを決意した時点で必ず受けなければならない試練でしたので当然甘んじて受けますとも。

ですが、ここでひとつ許しがたいことが。そんな必死で自転車を漕ぐ私を追い越して行く者がいます。文明の利器「電動アシストママチャリ」しかも男子高校生!この組み合わせ嫌でしょう?本当にムカつきますよ。

私もねマウンテンバイクになってちょっぴり得意になっていた矢先の出来事だったのもあってさすがに頭にきましたね。なんだってそんなにスイスイ登れるわけ?しかもアンタ人間として一番体力が充実しているはずの10代男子でしょ?その便利な自転車は子育てしながら家事をこなしている主婦だとか脚力がちょっぴり衰えてきちゃった婦女子なんかが便利なようにと考えられた自転車のはずなのに、親が金持ちだからって(決めつけ)10代男子がそんな電気の力借りて恥ずかしくないの?!と、私を追い越してゆく背中に心の中で投げかけてやりましたよ。

坂はさらにきつくなり自転車を押しながら歩く私。はるか前方を走っていった電動アシスト男子高校生はそんな私の思いなどもちろん知るよしもなくスイスイと夜の闇に消えていったのでした。