おからを想う


この世知辛いご時世、社会でも日々いろいろなことが起こり、少なからず誰しも理不尽に思うことがあったり、憤りを感じずにいられないことも多い今日この頃ですよね。

私なんかも比較的気楽に生きようとしている方だと自分でも思うし、人からもそう思われているフシがありますが、そんな私でも社会に対して理不尽だと思ったり憤りを感じることはありますよ。いや、むしろ気楽に生きようとする人間の方が今の社会では風当たりが強いのかもしれませんね。

いろいろと理不尽な物事の中でも、以前からどうにも歯がゆい思いがしていたことのひとつで、どうしてみんな「おから」をあんまり食べないのか?!ということがあります。

豆腐作りの際に大豆から豆乳を搾った残りカスとされいるおから。豆腐屋さんでは多少は小売もしているけれど、結局大量に出るおからを使いきれずに何と年間何十トンも産業廃棄物として破棄されているというではないですか!あんなに美味しく栄養もたっぷりの食べ物をゴミにしてしまうなんて・・・われら人類の知恵をもってすればどうにだって活用する方法はあるはずなのに、全く憤りを感じずにはいられません。

そんなわけで、人にどうにかしろと求めるよりまず自分から、ということで私は努めておからを食べるようにしています。なんてったっておからは安い!もやし並みに安い!安いものみんな好きでしょう?変なところで節約するよりも積極的におからを食べようではないですか。

ちなみに私はとあるお豆腐やさんで200g80円のおからを一袋買ったらおまけにもう一袋もらっちゃいました。はっきりいってこんなにいりません、と思いましたが棄てるほどあるおからですからね、本当はお豆腐やさんだってタダでも持っていってもらいたいんですよ。

おからはもそもそしてイヤ!という方、食べ方の工夫は無限大にございます。例えばコロッケをつくるときにイモにまぜてしまえば全くもそもそは気になりません。ただしおからを多く使おうとすると大量のコロッケができてしまいますのでそこは要注意。ドーナツも然りですね。揚げ物地獄に陥る危険性大です。

やっぱり一番オーソドックスなゴボウやにんじんこんにゃくひじきなどと炒め煮にしたおからのおかずが一番おからを消費できますが、これがもそもそしていやな方は最後にゴマ油をまぜてしっとりさせるか、もしくはマヨネーズが合いますよ。

こんな世知辛い世の中ですもの、社会に対する理不尽さや憤りのことを考えても仕方が無いじゃないかと諦めの気持ちになったり、見てみぬふりするしかないと思っているうちにだんだん無気力な感じになってきて、そうしていつの間にやらいろんなことがどうでもいいやと思い始め、自分と自分をとりまくわずかな範囲のことくらいしか考えられなくなってしまう人がいるのも、気持ちはとってもわかりますが、そんな自分になんて本当は誰もなりなくないはずですよね。

もしも、ちょっと危ないな自分、って思ったらいろんなことはさておきとりあえずまずはおからを食べてみることをおすすめします。食べられても棄てられてもどっちでもよい存在とされている食べ物がこんなにも美味しいなんて!と思うだけでも何だか小さな希望の光が差し込むような気がしてくるはずです。

ま、それは別としてもおからは本当に美味しいですよ!。

皆々様、おからをもっと食べましょう!